珍しい気象現象~

珍しい気象現象を集めてみました。神秘的な現象や危険で美しい現象などもあります。


モーニング·グローリー


モーニング・グローリー(Morning Glory Cloud、巨大回転雲、巨大ロール雲とも表記されることもある)は、朝方を中心に現れる、巨大なロール状の雲の帯のことである。

オーストラリア北部のカーペンタリア湾付近でよく観測され、他にはアメリカ中部、イギリス海峡、ドイツのベルリン周辺、ロシア東部、アイスランド、オーストラリアの海岸部などで観測される。またメキシコのコルテス海、大西洋のセーブル島、オーストラリアのキンバリー地域、アラビア海などでも類似の現象が稀に観測される。


出典 モーニング・グローリー (気象現象) - Wikipedia


火炎旋風


火災旋風(かさいせんぷう、英語: firestorm)とは、地震や空襲などによる都市部での広範囲の火災や、山火事などによって、炎をともなう旋風が発生し、さらに大きな被害をもたらす現象である。しかし、旋風の発生条件や発生メカニズムは未解明である。一方、旋風の温度は1000℃を超えるとされ輻射熱による被害も生じる。竜巻に似た外観になることもあるが、竜巻は上空の大気状態により発生する全く別のものである。

個々に発生した火災が空気(酸素)を消費し、火災の発生していない周囲から空気を取り込むことで、局地的な上昇気流が生じる。これによって、燃焼している中心部分から熱された空気が上層へ吐き出され、それが炎をともなった旋風になる。さらに、これが空気のあるほうへ動いていき、被害が拡大していく。火災旋風の内部は秒速百メートル以上に達する炎の旋風であり、高温のガスや炎を吸い込み呼吸器を損傷したことによる窒息死が多く見られる。火災旋風は、都市中心部では、ビル風によって発生する可能性が指摘されている。


出典 火災旋風 - Wikipedia


カタトゥンボ稲妻

カタトゥンボの雷(カタトゥンボのかみなり、スペイン語: Relámpago del Catatumbo)とは、ベネズエラのマラカイボ湖に注ぐカタトゥンボ川の河口上空でのみ見られる気象現象である。ヨーロッパでも大航海時代から存在が知られており、マラカイボの灯台とも呼ばれていた。この現象は世界最大規模の単一の対流オゾン源とされている。

稲妻は上空5キロメートル以上で発生し、年に140〜160夜、1晩10時間にわたり、1時間あたり約280回発光する。特にカタトゥンボ川河口周辺の湖沼地帯でよく発生する。

干ばつの影響とされるが、2010年1月から4月にかけて現象が止んだことがある。


出典 カタトゥンボの雷 ‐ Wikipedia


ブライニクル

ブライニクル(ブリニクル)は、1960年代に初観測された自然現象の一種。1974年まで氷の鍾乳石と呼ばれていたが、その強烈な冷気を帯びた氷柱に触れたものはみな凍りつき死んでしまうことから、「死のつらら」とも呼ばれている。

ブライニクルは海中に0度以下の塩水が流れ込んだ時にできると言われている。気温がある程度下がり風がなくなると海の表面が凍る海氷現象が起きる。その際に凍るのは海水の水分だけで塩分は凍らずに残るのだが、海氷表面に濃い濃度で留まる塩水が、が急速な外気の温度低下により氷の割れ間から海中に流れ込む。塩分濃度が濃いので比重が重く沈んでいくのだが、その際に触れた周りの海水を凍らせながら落ちていく。 


出典 海棲生物たちを襲う「死のつらら」、触れるものを一瞬にして凍らせる脅威の自然現象「Brinicle」の映像が初公開(南極) ‐ カラパイア

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